第37回現代美術-茨木2010展

CONTEMPORARY ART - IBARAKI EXHIBITION 2010
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会期:5. 26(水)〜5. 30(日)
時間:10:00〜19:30 最終日は17:00まで【入場無料】

会場:茨木市立生涯学習センター
   きらめきホール・ホワイエほか
住所:大阪府茨木市畑田町11番-43号

●特集作家
今村 源    (立体)
稲垣元則  (映像)
コダマヤスシ(平面)
福本浩子  (立体)


主催/茨木市・現代美術展実行委員会
(茨木市教育委員会・茨木現代美術の会)

■問合先
/茨木市教育委員会地域振興課文化振興係 電話 072-620-1686

◆特集作家による無料ワークショップ

「キノコを生やせ!」キノコを造型して
茨木市立生涯学習センター内に生やして行きます。定員20名。
5.30(日)10:00〜12:00 
参加希望の方は文化振興係 電話 072-620-1686までお申し込み下さい。

◆特集作家を囲んでのディスカッション
5.30(日)15:00〜 きらめきホール会場にて行います。参加無料

※交通のご案内 JR茨木駅から北へ1.5Km、 阪急茨木市駅から北へ2Km
阪急バス利用、阪急茨木市駅より、JR茨木駅経由、80.82系統乗車「中央図書館前」バス停下車スグ。81.85.86.97.90.93系統乗車「春日」バス停下車東南へ約500m JR茨木駅より、
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新型インフルの猛威による会場閉鎖という前代未聞の幻の第36回展を昨年に残して、はじまりました! C.A.I 2010 はとてもゴージャス!でっせ。 きらめきホールのスクリーンを使った映像作品はとってもお洒落。稲垣元則のセンスが光る。モノクロームの静かな風景は風が樹木を揺らして、水面を渡っていき、人体の一部とその動作が続く。自分がみつめているものとカメラが映したもののズレが重要だと語られていました。約8分で1つのシークエンスなってます。画像とともにあるサウンドトラックも重要な心地よいヒントです。


「キノコを生やせ」ワークショップ作品
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別会場に展示してあるのは、きらめきホールと同じ2Fの中央の階段を上がった位置からすると右手奥にあるのが福本浩子の作品。新聞紙を再生したもので成形されたレンガ状のものを円筒に積み上げられたものと、小道のように敷き詰められたものが併置されている。文字情報が洗い流されてメディウムだけが別のカタチに辿り着く光景を見せてくれる。

そのその反対側にはコダマヤスシの平面作品がある。平面作品の中で形と色彩の有り様を追求している作品が2F駐車場につづく通路横の坪庭にオープンエアで展示中。明るい色彩が迫力を発揮しています。

見落としてはならないのが1F、南東角に面してガラス張りのある空間(文化教室の作品展示室)をフルに使った作品は今村 源 のワールドが展開されてます。スチールロッカーが風通しよく立ってたり、バケツが花開いたりしてます。透明オレンジの円盤はまさにキノコそのもの。その大きさに鑑賞するわたしの身上が縮んだみたいな錯覚を持つ。 右手のガラス棚には菌糸のようなチャンネルがあり、それらと同じ手触りの自画像がフロアの中央、窓際に外を眺めるように立っています。
ドラえもんのどこでもドアのような多次元ロッカーの上では小さな赤い傘が実在の気流に煽られて回転してた。これも現実(リアリムズ)なのだと。彫刻家は物質だけを彫刻しているのではないことがここでは良く分かるのだ。

特集作家だけで充分満腹感がありますが、
公募作品もまたいつになく面白い。レベル高〜ア!って感想を搬入時によく耳にしました。アンデパンダンだから落選なしです。全部展示してます。それでこのクオリティはなんでしょうか? ちょっと美術の好きな方なら特集作家のコーナーも含めて全作品を1時間で見て回ることは難しいでしょう。ついつい立ち止まって鑑賞してしまうと切りが無いですよ。40年近くコンテンポラリーをやってるからこうなるのかな? 文化的土壌はもうすでにこうしてこの町にあるようです。

C.A.Iはこの地域の文化資産ですね。

最終日、ワークショップとディスカッションは面白かったですよ。是非、来年も会場に足をお運び下さいませ。

公募の部は TRIO2/3の浜本隆司と中澤てるゆきが平面(互いに100号)を出してるのが面白い。中島一平、山本有子、渋谷信之の絵画3兄弟も興味深いものがあります。(敬称略)(文責・PABOヒゲ先中澤)



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「キノコを生やせ」ワークショップ作品 制作風景
画面奥左からコダマヤスシ、稲垣元則、善住芳枝、今村源
 

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by azure-laboratory | 2010-05-26 22:06 | アート
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