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第34回 現代美術-茨木2007展 雑感

今回より、会場とポスターとDMハガキのデザインを変えました。それにより昨年を大幅に越える入場者数と出品作家数により展覧会は成功と言って良いでしょう。

現代美術の市民化とはこうゆう感じなんだなあ。と思った訳です。例えば印象派以前の美術形式をその人の教養として良き趣味として一生懸命描いている日曜画家の場合、市民展より本展の方が作品が異彩を放つ訳です。アンパンですから落選も賞もなく展示もほぼ自分の好きにできる。キッズアートやシルバーアートなんて元々細分化するのはおかしいのかもしれない。

そして、単色で塗り込められた巨大なキャンバスや銀色に輝くステンレスの箱型に、地動説の様な意味の充填に美しさを感じてしまいます。

工作物を人前に展示することの意味は、自己顕示であれ、自己確認であれ、存在照明、実験装置、批判精神のいづれであってもそう大差はないのかも知れない。しかしある一点において「一線を画する地点」があることも否めない。それは年齢やジャンルではなくもっと根源的な資質と姿勢に関わっているような気がします。

1968年に茨木市展の洋画と彫刻から独立した前衛的美術家たちの当時の思いを想像する事はそう困難ではない。どんな組織や団体にも「活性化」の必要性があり、それは日頃忘れていたものを「蘇らせる」作用にある様に思えた第34回展でした。

そう再び現代美術とは? わたしはわたしの言葉で定義してみる必要をいま感じている。

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by azure-laboratory | 2007-06-09 14:10 | アート